ミュージカル『ジュリアおたあ』 −祈りの花、凛と咲く−
●日時/2015年2月14日(土)15:00開演(14:30開場)
●会場/栃木県総合文化センターメインホール
●スタッフ/
原案:鈴木哲也
脚本・演出:鈴木ひがし
脚本・作詞:高橋亜子
作曲・音楽監督:甲斐正人
●キャスト/
おたあ:碓井涼子
捨吉:平野進一
小西行長:尾樽部和大
ジュスタ:丸山有子
徳川家康:椿康寛 (座友)
医師:安倍幸太郎(劇団M.M.C)
太助:笹岡文雄(座友)
嘉一:黒木友宜
六郎:室伏崇(オフィス・クロキ)
お万:高橋磨美
お勝:鳥潟知沙
おもん:奥泉まきは(フリー)
おカネ:窪寺杏
●あらすじ/
秀吉の軍勢によって親や故郷を失った少女おたあは、九州肥後国宇土のキリシタン大名・小西行長のもとで、行長とその妻ジュスタの慈愛を受けて成長していく。
しかし戦火の記憶は、「苦しみながら、人はなぜ生きるのか?」と、おたあの心に問い続けていた。
行長が設立した施薬院(貧しい人々を無料で手当てする施設)を手伝うようになったおたあは、苦しくても懸命に生きようとする人々や、おたあと同じ様に朝鮮からつれて来られた捨吉兄妹との出会いから、「誰かの為に命を使いたい!」と強く願うようになってゆく。
やがて関ヶ原の戦いに赴くことになった行長は、「戦の無い、海の向こうの国々との交易の夢」を語り、武士と理想の狭間で悩みながらも、前を向いて歩んできた人生を語る。その言葉におたあは、「生きることの意味=愛」を知り、行長の願いを受け継いで生きようと決意する。
しかし、行長が関ヶ原の戦いに敗れ処刑され、家康に仕える事になったおたあに、更なる苦難が待ち受けていたー。
●“ジュリアおたあ”とは/
1592年、豊臣秀吉による朝鮮出兵(文禄の役)の際、小西行長に助けられ日本で養育された朝鮮の美しい少女。
1600年、関が原の戦いで小西行長が刑死した後、その美貌と才気を認められて徳川家康の侍女となり、更に家康の側室になるよう要求されるも拒否し、キリスト教信仰を守り通した。文禄・慶長の役からはじまる激動の時代を凛と生き抜いた女性です。
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